相続放棄すべきケースはどんな時?様々なケースを詳しく解説!

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こんにちは!

ヤーマンです!

 

財産を相続すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

特にプラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合、相続放棄を検討している方もいます。

 

その他にも相続放棄するケースはどのような場合があるのでしょうか?

そこで今回は、相続放棄すべきケースについて詳しく解説していきます。

 

マイナスの財産が多い時

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プラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合は、相続放棄を検討した方が良いです。

相続の際には亡くなった方の財産状況について調査することとなります。

 

その際にプラスの財産とマイナスの財産をしっかり把握しましょう。

借金のようなマイナスの財産の方が多かった場合、これを相続すると自身が負担しなければなりません。

 

そのためこのような場合は相続放棄した方が良いです。

 

生命保険がある

亡くなった方が生命保険に入っていた場合、生命保険を有効活用するため相続放棄をすることもあります。

 

生命保険は相続人固有の財産として扱われます。

そのため、相続放棄しても生命保険の取り分は問題なく相続人が受け取ることが可能です。

 

プラスの財産よりもマイナスの財産の方が多く、尚且つ亡くなった方が生命保険に加入していた場合、相続放棄しても生命保険を受け取ることができるので、相続放棄を検討しましょう。

 

亡くなった方が保証人になっていた場合

亡くなった方の法的地位も性質が許す限り相続の対象となります。

つまり、亡くなった方が保証人であった場合は、その地位も承継し相続人が保証人となります。

 

自身が保証人の地位を受け継ぐと、大金の支払いを肩代わりしなければならない場合もあるので、避けたいという方も多いでしょう。

亡くなった方が保証人であった場合、できるだけ早く状況を把握することが重要です。

 

相続に関与したくない時

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相続人との関係性や状況によって、相続に関与したくないという場合もあるでしょう。

そのような場合も相続放棄を検討した方が良いです。

 

相続放棄を行うと一切の相続権を放棄することとなります。

面倒事に巻き込まれずに済むので、相続に関与したくない場合は相続放棄を検討しましょう。

 

しっかりと財産状況を確認して相続放棄するか検討しよう

相続放棄をする場合は、まずしっかりと財産状況確認することが重要です。

財産状況を確認せずに相続放棄すると、「見落としていたプラスの財産があった」などにより損をしてしまう場合があります。

 

そのため、亡くなった方の遺産調査をしっかりと行いましょう。

また、相続放棄には期限があります。

スムーズに手続きができるよう専門家に依頼することをおすすめします。