葬儀費用は誰が支払うの?喪主が一般的?

こんにちは!

ヤーマンです!

親が亡くなった際に葬儀費用は誰が支払えばいいのか?という疑問がある方も多いでしょう。

特に初めての方は、誰が支払うのか、支払い方法はどうなるのか、ということがわからない方も多いです。

葬儀費用の支払いの問題は後々のトラブルになることも多く、亡くなった方の銀行口座から払いたいという方も少なくありません。

そのような場合はどうしたらよいのでしょうか?

葬儀費用は一般的には喪主が支払う

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葬儀費用は高額になることが多く、一般的には喪主が支払うべきという意見が多いです。

葬儀社やプランによっては様々ですが、葬儀費用は約150万円程度かかるといわれています。

しかし、その高額な費用を喪主が負担したくないという場合もありますよね?

そういった場合は話し合いにより、相続人全員で葬儀費用を負担したり、亡くなった方の遺産からそういう費用を支払ったりすることも可能です。

また、一般的には喪主が支払うという習慣から、トラブルに発展する恐れもあります。

そのため、事前に葬儀費用の支払い方法を決めておく、亡くなる本人がエンディングノートや遺言書などに記しておく、ということもトラブルを未然に防ぐために必要なことです。

葬儀費用の支払方法は様々

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葬儀費用の支払い方法は葬儀社によって様々です。

一般的には以下の3つの方法があります。

  • 現金で支払う
  • クレジットカードで支払う
  • 葬儀ローンで支払う

現金で支払う場合は、葬儀社に直接渡す場合と銀行口座に振り込む場合があります。

また、葬儀社の中にはクレジットカードで支払うことが可能な場合と、葬儀ローンに対応している場合があります。

葬儀ローンという言葉をあまり聞きなじみのない方も多いでしょう。

葬儀社と信販会社が提携しており、ローンを組んで支払うことが可能です。

葬儀社によってクレジットカードが使える場合や、葬儀ローンを使うことができる場合が違うので、事前に確認しておいた方がよいでしょう。

亡くなった方の銀行口座は凍結されていることもある

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中には、葬儀費用を亡くなった方の預金から支払いたい、と考えている方も多いかと思います。

しかし、亡くなった方の銀行口座は、凍結されていることもあるため注意が必要です。

銀行口座の凍結を解除するためには、様々な手続きが必要となります。

また、遺産分割協議書などの書類が必要となる場合が多く、そのような書類を集める手間もかかります。

そのような理由により、手続きには時間がかかる場合も多いため、亡くなった方の預金から葬儀費用を支払いたいと考えてる方は前もって現金を引き出しておきましょう。

葬儀代や香典のトラブルに注意しよう

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葬儀の場合は、葬儀代や香典のトラブルにも注意しなければなりません。

喪主が葬儀費用を立て替えたのにその他の方から支払いがない、葬儀費用よりも香典の方が多かったのに何の連絡もない、などのトラブルは多いです。

その理由としては、葬儀費用の負担に関しては法律で定められてないということがあります。

そのため、葬儀費用の支払いは事前にしっかりと話し合っておく必要があります。

また、遺言書やエンディングノートなどにより亡くなる本人が葬儀費用の支払いについて記載しておけばトラブルを未然に防ぐ事が可能です。

最近では、葬儀費用の問題だけでなく後々の相続トラブルを未然に防ぐためにも生前対策をする方も多いです。

特に、預金よりも不動産を多く持っている方などは、葬儀費用の問題や相続トラブルに発展してしまう可能性が高くなります。

葬儀費用や相続の問題はナイーブで、あまり人に知られたくないという方も多いです。

しかし、事前に専門家に相談することにより、問題を未然に防ぐことができます。

そのため、不安や悩み、相続トラブルが予見される方は、生前に一度専門家に相談することをおすすめします。