こんにちは!
ヤーマンです!
相続の相談に乗るというより、話を聞いただけなのですが…お礼にお菓子をいただきました。ありがとうございます!!
さて、相続については「もらえるものは欲しいけど、家族の中でケンカはしたくない」という意見があります。もらえるものは欲しいけど、強く主張してほかの人に嫌われるのは嫌だというのは、まあ理解できます。
しかし相続は、遺産分割協議が終わり、不動産や預貯金等の名義変更が終わると、後から「本当は〇〇が良かった」と言っても、多くの場合やり直しはできませんので、よく考える必要があります。
争わないメリット
多くの場合、相続人同士で話し合ってちょうどよいところで合意するご家族が多いような気もします。「話し合った結果、これでよかった」と思うことが出来るのであれば、ケンカせずに解決できるわけですから、一番良いと思います。
また相続手続の結果はどうであれ、親族としての関係がこれからも続いていくわけですから、争いごとがないほうが気まずくならずに済むかもしれません。
しかし相続の場合、後から後悔しても取り返しがつかないので、冷静に考えて決めるようにしてください。
話合いができない場合
さて、話し合って平和的な解決が出来ない場合や、相手が話し合いを拒否するような場合もあります。その場合、それ以上待っても事態が好転する可能性は少ないと思います。専門家に相談する時かもしれません。
他の相続人と話し合って合意できればそれが一番ですが、相続税の申告や不動産の登記には期限があるので、ずっとそのままにしておくことはできません。
他の相続人との話し合いが進まないからという理由で、「家族で争いをしたくない」と言い、そのまま放置することは避けましょう。
専門家への相談は争いを最小限にする手段の一つ
弁護士などの専門家に相談することを「家族で争いをする」と思っている方もいるようですが、これは大きな誤解です。
むしろ弁護士などの専門家のサポートを受けるのは、争いごとを最小限にするための手段なので、そのまま放置しておくよりはるかに良い方法なのです。
どうしたらいいかわからない、という場合にはまず市区町村で行っている法律相談会などを利用してみるのはいかがでしょうか?
それで完結するわけではありませんが、どういった方法があるか、まずするべきことは何か、ある程度の方向性がわかると思います。その上で正式に弁護士へ依頼することをお勧めしたいと思います。