こんにちは!
ヤーマンです!
突然ですか、皆さんは司法書士補助者という職種を聞いたことがある方いますか?
司法書士事務所は、司法書士の資格を持った人がいれば開くことができます。
しかし、ひとりで電話対応や来客の対応、書類の提出・整理まで全ての業務をすることは大変です。
そんな時は、司法書士補助に頼ります。
司法書士事務所においてなくてはならない存在が、司法書士補助者なのです。
今回は司法書士補助者とは、どんな仕事内容で、資格は必要なのかなどということを説明していきます。
司法書士補助者とは?
司法書士補助者とは言葉の通り司法書士の業務を補助する人のことをいいます。
私も仕事柄、司法書士の先生方とかかわりを持つことがありますが、何件もの案件を抱えてとても大変そうな印象を受けます。
そう、司法書士の先生方はとても忙しいのです!
そんな司法書士の先生方を助けているのが司法書士補助者です。
私自身、司法書士補助者の方にはいつも大変お世話になっております。
司法書士の先生の手が回らないことを率先してやってくださっているのが、司法書士補助者です。
司法書士補助者の仕事内容
司法書士補助者の仕事内容は、多岐に渡ります。
電話対応や来客の対応はもちろん、書類の提出・整理などもあります。
時には重要な書類の作成も任される場合があります。
そういった時は、やはりある程度法律の知識がないといけません。
ですので、司法書士補助者は司法書士を目指している方が多い印象です。
一般的な事務のスタッフとは違い、内勤だけでなく、依頼者への一時対応や、法務局や裁判所へ出向いたりなどの外勤の仕事も行います。
しかし、あくまでも司法書士の補助的役割の為、司法書士補助者がひとりで仕事を完結できるわけではありません。
司法書士補助者に資格は必要?
司法書士補助者に資格は必要ないです。
ただし、各都道府県の司法書士会に登録する必要があります。
登録すると「司法書士補助者証」を貰うことができますが、この「司法書士補助者証」は業務中は常に携帯しておかなければなりません。
また、登録の際には、住民票や履歴書、誓約書、補助者使用届、補助者証発行請求書などが必要になります。
裁判所や法務局に書類を提出する場合は「司法書士補助者証」の提示が必要ですので、「司法書士補助者証」を持っていない方は司法書士補助者証になることができません。
また、資格は必要ないとはいえ、重要な役割を担う職種ですので、法律の知識もある程度は必要です。
司法書士補助者の求人は多い?
司法書士補助は、司法書士の先生方の業務を補助する役割を担うため、一定の需要はあります。
そのため、探せば一定数の求人は載っているでしょう。
未経験でもなれますが、求人の中には経験者や何らかの法律系の資格を保有していることが条件とされている場合もあります。
ですので、法律系の資格を持っている、もしくは司法書士事務所で働いたことがある
方や、将来において司法書士を目指している方の方が優遇されやすいです。
また、法律の知識がなくとも、不動産や金融関係での実務経験のある方も優遇される傾向にあります。
しかし、司法書士事務所によっては任せたいと思う業務が違うため、自分の希望する業務ができるかどうかは事前に確認が必要です。
将来は司法書士になることを目指している方であれば、電話対応や来客対応でなく、実務を学びたいと思っている方が多いと思うので事前にしっかり確認しましょう。
司法書士補助者から司法書士や他の士業へのキャリアアップを目指そう!
司法書士補助者は司法書士の先生を補助する役割を担います。
各都道府県の司法書士会に登録し、「司法書士補助者証」を貰えば特に資格はいりません。
しかし、せっかく司法書士事務所で働くのであれば、司法書士補助者から司法書士や弁護士などの士業へのキャリアアップを目指しましょう!
法律の世界において学びは大切です。
私自身、将来の実務のためにたくさん学んで、資格を取りキャリアアップしていこうと思っています!